秘湯 小金井沢温泉への旅 前編
3年程前、北海道の島牧村にキャンプに行った時に、小金井沢温泉という秘湯の話を耳にしました。

小金井沢温泉とは、島牧村の山奥にある車両通行止めのゲートから、約20km歩かなければたどり着けない場所にある、天然の野湯です。

その道中は所々が崩落していたり、ぬかるみやヤブを漕いで行くような悪路で、熊が頻繁に出没するという危険な道。

北海道最強と言われるその秘湯に、いつか行こうと親友の宮ちゃんといつも話していたのですが、ついにその時がやって来ました。

10月15日(土)、朝5時頃宮ちゃんと合流して札幌を出発。
島牧村の宮内温泉の近くに、小金井沢温泉への入口があると聞いていたので、僕らはまず宮内温泉に向かいました。

宮内温泉に着いて、ご主人さんに小金井沢温泉への入口の場所を尋ねると、

「いやー、あそこは行けないわ〜。」と言われました。

僕らは、テントや寝袋も準備して、20km歩く覚悟もあることを話すと、「そうか、行くって言うなら仕方ない。」と、入口の場所を教えてくれました。

僕らがお礼を言って立ち去ろうとした時、「地図は持ってるかい?」と呼び止められ、ご主人さんが小金井沢温泉への地図をくれました。

等高線と川だけが書かれた地図に、赤線で温泉への道がなぞられたおおざっぱな地図でしたが、僕らは後でこの地図に大いに助けられることになります。

宮内温泉を背にして、山へしばらく車を走らせると、ご主人さんが教えてくれたゲートの場所にたどり着きました。
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ゲートの脇に車を止め、バックパックに寝袋や水、食料、着替えなどを詰め込んで、いざ小金井沢温泉へ向けて出発。時刻は午前9:00。

途中地図に載っていない分かれ道が何度もありましたが、事前にネットで調べた情報を頼りに分かれ道を選択していきました。
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最初の分かれ道は右。


時期が良かったのか、山路を歩いていると紅葉がとても綺麗で、癒されました。
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1時間位歩いた辺りで、僕らは大きな分かれ道に差しかかりました。
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右が「千走二股支線」、左が「カモイ本線」と書かれていて、どちらも本道のように道がしっかりしています。

ネットで調べたよりも分かれ道の数が多かったため、僕らは迷いましたが、迷った末に、2人とも右に行こうという意見で一致しました。

結果から言うとこの道は間違いでした。1時間以上歩いた末に、この道は行き止まり。

再び分かれ道に戻ることになりました。これはさすがにこたえました。

やっと分かれ道に戻って来たのは12:30頃。

行くとこまで行ったので、自信を持ってカモイ本線に突入。

カモイ本線に入ってすぐ、道に熊の糞を発見!

熊とバッタリ出会わないように、熊鈴の代わりに、2人は「ヒューヒュー」叫びながら歩き続けました。

情報によると、小金井沢温泉へ続く道の途中に「黄色い橋」があるというので、僕らはその黄色い橋にたどり着くまで、この道が本当に正しい道なのか、自分たちを信じるしかありませんでした。
しかし行けども行けども、中々その黄色い橋は現れません。

すでに出発から6時間位がたった頃、ついに黄色い橋が目の前に現れました。
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この橋をどれ程待ちわびたことか。道が正しかったことがはっきりとわかり、2人は大喜び。

そこから、第2チェックポイントの赤い橋を目指してさらに歩きました。


後編へつづく
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by opengate0081 | 2011-10-19 23:11 |
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