天売島の旅
こんばんは!

先週末、友人と天売島へ行ってきました。

天売島は、北海道の北西部にある島で、海鳥繁殖地として国の天然記念物に指定されています。

日本で唯一この島に生息している絶滅危惧種のウミガラス(オロロン鳥)をはじめ、ウトウやオオセグロカモメ、ウミネコ、ケイマフリ、ウミウなど、100万羽以上の海鳥の聖地です。

毎年この時期になると、50万羽以上いるといわれるウトウの帰巣シーンが見られるということで、天売島へ2泊3日の旅に行って来ました。

夜22時頃当別町を出て、車で約4時間位で苫前郡羽幌町に到着。

フェリーが朝8時なので、それまで羽幌のビーチにテントを張って一泊。

朝起きて朝食を済ませ、テントをたたんでフェリーで天売島へ向かいました。(大人1名 片道2410円)

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フェリーは途中、焼尻島を経由して約1時間半で天売島に到着。

フェリー乗り場前のレンタル自転車屋さんで自転車を借りて(一日1000円)、島を探査しました。

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天売島は人口400人弱、一周約12kmの小さな島なので、半日もあればゆっくり島を見てまわれます。

島の西海岸には人が住んでおらず、地面には無数の穴ぼこがあいています。この穴ぼこがウトウの巣だそうです。

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ウトウがこの島に50万羽以上生息しているということは、島の穴ぼこを全部数えたら50万個以上あるのでしょうか。神秘です。

西海岸は崖になっていて、海が澄んでいてとてもきれいでした。

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上の写真のとがった岩は赤岩と呼ばれている岩で、絶滅危惧種に指定されているウミガラス(オロロン鳥)が、現在この赤岩付近に生息しているそうです。

かつて島にたくさん生息していたウミガラスも、現在では20羽程しか確認されていません。

ウミガラスは海に潜って魚をとる習性があるため、漁師の網にかかってしまったり、天敵の増加、エサ資源の減少等により、次第に数が減少したと考えられています。

ウミガラスは直接目では確認出来ませんでしたが、この西海岸の崖の下からウミガラスの鳴き声が頻繁に聞こえました。

ウトウの帰巣シーンが見られるのは夕方日没頃なので、それまで島をゆっくり探索しました。

18:00頃、再び西海岸に来て、ウトウの帰巣シーンを待ちました。

夕陽がとてもきれいでした。

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19:00を過ぎて、日がおちて辺りが暗くなってきた頃、南西方向からウトウの群れがこちらに向かって飛んできました。

その後から、ウトウの群れが途切れることなく次々と飛んできます。今まで見たことのないすごい光景でした。

辺りが暗く写真におさめられなかったのが残念です。

ウトウはこの時期、巣穴の中で待っているヒナのために朝早く小樽の海へ飛び立ち、口にいっぱい魚をくわえてかえってきます。

そのウトウが苦労してヒナのためにとってきたエサを、オオセグロカモメがウトウの巣の近くで待ち構えて横取りしようとします。

そのため、ウトウはエサをくわえてかえってくると、一直線に自分の巣穴に飛び込んでいきます。

オオセグロカモメが巣の近くにいて危険な時は、巣に戻らず一度旋回してタイミングを見計らいます。

タイミングを間違えるとオオセグロカモメにエサを横取りされてしまうため、みんな必死です。

そのほとばしる生命力に心が震えました。

ウトウの群れは約1時間以上、辺りが真っ暗になるまで続きました。

夜は、西海岸からさらに坂を登った所にある見晴らし小屋の近くの小さな駐車場にテントを張って眠りました。

翌朝、10:30頃のフェリーで羽幌に戻り、苫前の温泉や雄冬の展望所等、ちょっと寄り道しながら地元へ帰りました。

自然に癒されて、たくさんの感動に出会えたとてもいい旅でした!

誘ってくれた宮ちゃんありがとう!!
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by opengate0081 | 2012-07-24 21:02 |
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